織田信長様が用いた鉄砲って今のお金で換算すると、1丁 約50万円!
信長様と言えば・・・・・そう! 何はさておき「鉄砲」と連想されるのではないでしょうか。
そのなかでも「長篠の合戦」で、戦国最強と名高い「武田の騎馬軍団」を3000丁とも3500丁ともいわれる火縄銃の鉄砲隊で打ち破った話は有名です。(まぁ諸説ありますが・・)この戦いで信長様が戦国の戦いの歴史(戦いのやり方)を変えた!といわれており、この事においては異論は無いと思います。
しかし、本当に驚愕すべきは、信長様の財力です!!
1丁 約50万円として、3000丁だと・・・・15億円!!!!!
3000丁の鉄砲隊で 15億円ですよ!!
鉄砲だけでこの値段です。 当然ながら戦(いくさ)には鉄砲だけではありませんのでその他の装備や糧食、兵士などへの給金などなど戦費はかさみます。これらを補って且つ、新兵器である火縄銃に15億円です!この事実をみても信長様に、かなりの財力があったかが分かります。
ただ、ここで見逃してほしくないのが「金があったからといっても3000丁もの鉄砲は簡単には揃えられない」ということです。なぜかといえば火縄銃は「新兵器」です。この兵器を他国へ大量に商売だからといって売る国が当時あったと考えられるでしょうか。限りなく「売らない」「売りたくても売れない」ではないかと思われます。
なぜお館さま(織田信長)は、この大量の鉄砲を仕入れられたのか?
それは、鉄砲の当時の大生産地である和泉の「堺」や近江の「国友」を押さえて勢力下に置いていたからこそ可能であった訳です。